ありがとう。

今朝は四時間ならんで、洗濯用洗剤とサランラップ。お豆腐一丁あぶらあげ。
お豆腐と油揚げは思いがけなく近所の小さなお豆腐屋さんで購入できてほくほくだったけど
これじゃあまりにも情けない・・トホッと思って玄関を開けると
「お母さん!!○ちゃんがこれもってきてくれた!」って紙袋いっぱいのカップラーメンやお菓子が♪
え〜この食料が手に入らない時になんでまた??
あわててお友達に電話すると、どうやらご主人の会社が外資系で支援物資が配給されたそう。
それで私たちにも分けてくれたんだって。
でもでも、こんなにいいのぉぉ??
「これから一緒に頑張って行くんだもん。よろしくねって意味でもらっといてっ」って(涙)
友達っていいね。こんな単純な言葉しか出てこない。
○ちゃん!本当にありがとう。私絶対に今日のことは忘れない。
そして、いつか○ちゃんが本当に困ったときは私がどど〜んと助けられるように頑張る!!
頼りない私だけど、これからもよろしくね!!

豆腐は豆腐屋

地震から七日目。福島原発の事故。放射性物質は気になるけど、自宅にこもってから
ずっとパソコンで調べていたら、仙台市内に住んでそんなに怖がらなくてもいいことがわかった。
どうしても広島の原爆による被爆をイメージしてしまう。
被曝という言葉に恐怖感を持ってしまうけど、よく考えたら放射線は日常的にあびているもの。
みんなが憧れるパイロットやCAは常に仕事で被曝しているとも言える。
自分の判断で子どもたちはまだ外には出さない。だけど、今日から家族のために買い出しにGO!GO!!
まずは、洗剤を買いにツルハ薬局に。八時半から並ぶのでまずまず先頭のほう。
ところが!九時半ころに「今日は営業しません!!」って。がび〜ん
そして急いで小田原のツルハに(しつこい??)
そこはすでに長蛇の列。だけど、めげない!!小一時間ほど並んでようやく店内に。
だけど、洗剤は手に入ったけど、食品はカップラーメンくらい・・
しょうがないので、家に戻る途中に小さなお豆腐やさん発見!
一人一丁ずつとあぶらあげを売ってくれました。
腰の曲がったおばあちゃんが渡してくれたお豆腐は本当においしそう!!
そういえば、大型スーパーや薬局(ツルハではありませんよ〜)寒さに耐え並んでいるお客さんに
若い店員さんが必要以上に大きな声であーだこーだ命令口調でわめきたてる。
まるで、自分に何か特別の権限があるかのような大柄な態度で。
そんな声にじっと耐え、中に入ると店舗だけ大きくて中身はなにもない・・
小さな商店のありがたさが身に染みました。
そうえいば子どもの頃。ピーコックや紀ノ国屋など、便利なスーパーは近くにあったけど
母は好んで九品仏商店街でお買いものしてたっけ。手提げのついた赤いかごをぶらさげて。
台所道具は金物屋。本は本屋。お肉はお肉屋さん。そして帰り道はお寺の前にある
参道というあんみつやさんに寄ったりして。
あの頃の生活は不便でもなんでもなく、楽しくて豊かなものだった。
週末に大型店舗に車で乗り付けて買い物より、日常の歩いて行く買い物のほうがずっと心に残っている。
震災後の不便な生活の中でようやく気が付くことができた。
まだ、間に合うのなら子どもたちとそんな生活がしたい。

14日月曜日。生活支援の仕事

地震から四日たった、14日。泉区南光台のお宅で生活支援のお仕事が入っていました。
広いお宅で、土鈴やら焼き物お人形が所狭しと綺麗に飾られていたおうちでした。
ご高齢の夫婦二人暮らし。中は割れ物壊れ物の破片で大変だろうと、覚悟して軍手をはめて
ピンポンをおすと・・
玄関に飾ってあった焼き物や土鈴もほとんどそのまま。
いつものようにリビングでくつろいでいるご夫婦の安否を確認できて本当にほっとしました。
割れたものも少しあったけど、どうにかこうにかお二人で片付けたそう。
私たちは一時間ほど二階の片づけをして帰ってきました。
同じ仙台でも場所によってだいぶ被害状況が違います。
もともとしっかりとした建て方のお宅だけど、道路も割れやひびはあまりありませんでした。
ただ、食料と水は不足しているし、これから手入る目途もたっていません。
片づけが終わって、リビングで休み福島の原発のニュースをみんなで見ました。
その時、庭に目をやると、まるまると太った可愛らしい雀たちが遊んでいるのが印象的でした。
いつも、お米など庭にまいて鳥たちに餌をあげているんだって・・
またそんな生活に戻ることが出来るのかな?
ふとそんな事を考えてしまいました。

地震当日のこと。

地震当日の日。あおサポにこれからお預かりする二か月の赤ちゃんと、お母さんが遊びにきていました。
このご利用会員さんは、ほんとにご近所さん。これから長いお付き合い
今からお母さんは、ご実家の栗原にちょっと荷物を取りに行くのだそう。
その間あおサポで、赤ちゃんをお預かりすることになりました。
その後、地震が起こったのです。
赤ちゃんのお母さんはもう栗原に到着している時間。
私は若林区のナッツワールドに買い物に食品の買い出しに。帰りの車の中で地震にあいました。
若林区の自衛隊の前。車のハンドルがグラリと大きく右にとられました。
「地震だ!!」
車を止めて後部座席に乗っていた娘を抱き寄せ言い聞かせました「大丈夫、大丈夫だからね!!」
電信柱は大きく揺れ、道路は波打っていた。マンションから慌てて出てくる人、歩道を歩く人はしゃがみ込んでいる。
「とにかくあおサポに戻ろう」車を発進させました。
途中の坂下交差点ではコンクリート破片が落下して、小さな洋品店はガラスが割れ半壊。フォレオの大型家電量販店は建物自体が傾き、ガラスが二階から割れ落ちて散乱している。
信号はもちろん機能していない。混雑が始まる前にとにかく戻らなきゃ。
ドアを開けるとキッチンの棚が倒れ食器が散乱してレンジや炊飯器が転がっていました。赤ちゃんを抱いたロコモコが真っ青に。
幸いにも部屋にはベビーベットとパソコンくらいしか置いてなかったので落下物などで怪我することはありませんでした。
だけど栗原に行ったお母さんからは連絡はありません。すでに携帯は役に立たないものに。
私とロコモコの子どもを小学校に迎えに行かなくてはいけません。
それぞれ役割分担をしてどうにかこうにか、みんなであおサポに集合することができました。
赤ちゃんも静かにミルクを飲んで眠っています。
電気水道、ガスは止まったまま。だけど卓上コンロでご飯を炊くことが出来ました。
おにぎりにお味噌をつけただけなのに、子ども達は喜んで食べてくれた。
夕食を済ませたあと、夫が仕事から戻り、これから名取市閖上にある実家に自転車で向かうと告げられました
その時初めて震災の本当に被害を知りました。
ラジオもなくとにかく自分たちの事で精一杯で、二次災害まで考えられなかった。
「ゆりあげの家が流された?沖で遺体が上がっている?」
とても信じられませんでした。
最初は夫を止めたけど・・もし、私も自分の親だったら絶対に行くと思う。
たとえ現場までたどりつけなくたって、探しに行く。
そう思って送り出しました。
夫とゆりあげに住むお義母さん、大勢の親戚の無事を祈りながらとにかく一晩。私が子ども達を守らなくては・・
余震が続く中、宮城野区の方の赤い空を不安な気持ちでずっと見ていた。
ロウソクが倒れないように。今火事が起きたら大変なことになる。
ほとんど眠らず、いろいろな危険を想定しながら・・地震よりも何か恐ろしいことが起きる予感がする。
私とロコモコ、子どもたちと赤ちゃん。7人で朝を迎えました。

震災直後。

地震から4日たって。ようやく秋田の父に公衆電話から連絡を入れることが出来ました。
「何で今ままで連絡しないんだ!心配でしんぱいで眠れなかった・・」と言葉を詰まらせる父。
「いつもみたいに、閖上に遊びに行ってたら・・・」という父に、夫の実家が流されたものの義父と義母は無事だったことを伝える。
四日間、電気ガス水道とすべてストップして食べ物を手に入れることも水を手に入れることも
できません。でも大丈夫だと伝える私に少し?安心した父。心配かけてしまいごめんなさい。
子どもたちは無事でした。私たちも怪我もなく元気です。
わかなちゃんのアパートは半壊で寝ることはできないし、地震当時お預かりしていたお子さんもいたので
みんなであおばサポートで3日間暮らしました。買い置きしていた水とお米、味噌野菜でどうにか
子ども達とここまでしのいでこれました。
私たちは全然大丈夫!
どうか沿岸の人たちが早く救助されますように。ビルや建物に孤立していた人もどうか無事でありますように。
今日はあおばサポート生活支援のお仕事です。ご近所同士助け合って生活しています。
道路には食料も水も手に入らなくて泣いている大学生さんがいます・・
おむすびをわけて一緒に食べました。午後からは仙台市内の飲食店さんが食料を分けてくれるって。
体が動くうちは、みんなで協力してご近所におむすびを配ります。ありがたいことにお米とガスボンベは沢山あるのです。
子どもたちだって、給水所で並ぶお年寄りに代わってタンクを持って運んでいます。
出来ることは自分で。
この地震で生きのこれた私たちは絶対に負けない!

働く女性の時代!!

いつまでも続く不景気な世の中。
バブル時代まだ学生だったため、タッチの差でバブリーなOLになれなかった私
当時扇子を振り回していたパワフルな女性たちはどこへ行ってしまったのだろう??
って、だいたいは専業主婦におさまっているんですね
そして、非生産的な生活を続けた結果・・ご主人の会社からもらっていた様々な手当が打ち切りになろうと
しているのです
でも、ここでくじけるはずがない!!
あのころのパワーで仕事始めよう
主婦におさまって、あのパワーを眠らせておくなんてもったいない!!
きっと、世の中もパァァっと明るくなるはず
女性が一生懸命働く!!そんな時代が必ず来る
そんなパワフルなあなたをあおばサポートは待ってます
サンジャポに出てくる岡本夏生を見るたびスカウトしたくなる私
あのガッツとプロ根性は素晴らしい

笑う門に福来たる

今日は、私たち朝から別々のお仕事。
昼過ぎに私(ロコモコ)があおサポに先に戻ってきた。うどんをすすりながら、夕方の面談もがんばるぞィと、息巻いていたら、ミナッチ登場。
おかえり〜〜
と元気よく出迎えるも、彼女はものすごいどんより空気を背負って帰ってきた。
何がどうしてそうなったのかは知らないが・・・
いか〜〜〜〜ん!!そんなんじゃ、せっかくの面談が、どんよりしちゃうだろ!!
しかたないねえ、そんな日もあるさ。どーれ、こりゃ一丁ひと肌脱いで元気の喝を入れてやるか!!
そう考えた私は、将来の展望について語りだした。
ロコ「将来的にさー、あおサポがでかくなったらどんなネーミングにしたい〜??」
   まだあおサポだって、駆け出しのひよっこのくせして。けど、こんな時は元気の特効薬!
ミナッチ「あたしは、もう考えてあるんだよねー(←結構自信満々に・・)。日本全国を視野に入れて、にこにこサポート!」
ロコ「えーーーっ。私はもっとセレブチックがいいなー。ペガサスなんとかとかはどう?」
ミナッチ「えーーーっ。私たちオモローだからワハハサポートとかは?」
ロコ「ガハハ(爆笑)!!じゃ、ガハハ本舗にしよう柴田 理恵
うっけるーーー!!
自分で言っといて爆笑。もう頭の中は柴田さんがいっぱ〜〜い!!
ちゃんと面談できるかなってくらいに大笑い!!
シワふえちゃ〜〜う!!
ま、笑う門に福来たる、ですよ。ミナッチもすっかり元気になったし。ニッコリ笑えればすべてよし!!

開運・快ウン

セルバに出かけたにゃ〜、ちょっとしたワケがありまして・・・
あおサポを素敵にコーディネートしている(笑)私たちの意に反して、ちょっとした事件発生なんと、なんと、なんと・・・・トイレの女神様の反乱??逆襲??ナニかが詰まった〜〜
「ゴルァ!だれだー!!つまらせたのー!!」と言うより先に・・・
みんなして、アタシじゃない、ボクじゃないって半笑い・・・
トホホな私たちは、昔ながらのズッポ、ズッポマシーンを買いに走ったのでした
そのついでに、セルバ(笑)。ちっとも素敵じゃない・・・
あおサポに戻ってからは、マルゲリータと私が交代にズッポ、ズッポ・・・
それから、こう太のお弁当・・・笑える
けど、お弁当を食べて幸せなオイラ達
おいしいものを、おいしく食べられなくなったら終わりよね〜〜〜
すっかりウン気UPで食後にお茶を飲んでたら、なんとなんと、包括支援センターから生活支援のお仕事が、舞い込んだ
やっぱり、トイレには女神様
マルゲリータには話してないけど、あの歌聞くと泣いちゃうんだよねー。
今日の鼻歌テーマはズバリ、「トイレの神様」で決定でしょう[emoji:v-219]
                    by ロコモコ

じっ地震??

今日は末の娘の幼稚園が午前保育。
あおサポでチラシを作りながらメールのチェックをしていると・・
ぐらぐらゆらゆら!気のせいかな?と思って娘を見てもブロックで楽しげに遊んでる
やっぱり気のせいかな?と思ったけど「これは地震だよ!!」
「テーブルの下に隠れてね」って声をかけてしぶしぶもぐりこむわが子・・
落ち着いて行動できるのはとってもいいけど、鈍いのかな?
そういえば何年か前の大きな宮城県の地震。
一人あわてず椅子に座ってうどん食べ続けてたね[emoji:v-356]
そもそも我が家もこのあおサポもあまり揺れないのです。
でも油断大敵!!春に向けて防災訓練の計画を立て、実行しよう!!

ホメオパスな友♪

ホメオパシーってご存知ですか?
私の友人がホメオパシーを取り入れた生活をしています。
実は私も子どもの頃母親が新し物好きでホメオパシーとか、自然食品愛好者♪
ナチュラルゥゥーな生活をしていました。
でも、隠れておばあちゃんの家でカップラーメン食べた時の美味しさったら
「この世にこんなおいしいものがあるなんてっ!!」と衝撃をうけたなぁぁ
確かにマクロビやこだわりの食材、美味しいんだけど、ジャンキーなものも捨てられない・・
ホメオパシーとは極度に希釈した成分を投与することで、体の自然治癒力を引出、病気に対処すること。
先日のニュースなどで全く医学的根拠はないと発表されましたね
だけど、子どものために「これが良い」と選択して使われるには私はいいんじゃないかな〜と
思います。
私の中で、ホメオパシーのレメディーは宇津救命丸と同じようなもの。
赤チンとかキンカンとかおばあちゃんの薬箱に入っているどうってことのない薬たち。
だけど「これで大丈夫!!」って言われると安心するような
アレルギーや予防接種。お母さんはいろいろ選択を迫られわが子にために悩むけど・・
自分が信じて子どものために取り入れた物は、それは親の責任。
そして、間違った!!と思ったらすぐに軌道修正する。
それでいいんじゃないかな〜