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避難所生活。

震災から二週間以上たち初めて叔母のいる避難所におむすびを届けてきました。
遅くなっちゃってごめんなさい。
元気そうに話してても、やっぱり疲労の影がうかがえる。
そして、地震当日起こったことはまるで夢のような出来事。
はっきりとは覚えてないって話してくれました。
避難所は思ったより整理整頓されていて、秩序が保たれている感じ。
そして暖かかった。
だけど、夜になると寒いんだって。そうだよね・・
この先の事はまだ考え中だけど、ゆりあげを離れたくないんだって。
仕事もあるし、誰も知っている人のいない町に引っ越すのは嫌だって。
また同じ場所に家を建てて、流されたらそれまでだって笑ってた。
30年40年と住んでいたら、やっぱりその土地から離れがたいのだろう。
もっと便利な街中に住んだら?とは言えないよなぁぁ
本当にどうしたらいいんだろう。

お父さんありがとう!!

物資
昨日新潟で働く父親と運転手さんが日帰りで食料をたくさん運んでくれました。
車のタイヤが沈むほど食料積んで
お預かりの子どもたちのために、ゆりあげの親戚のために本当にありがとう!
我が家で30分もお茶したでしょうか、あっという間に新潟に戻ってしまいました
ガソリンも手に入ったし、食材もたくさんある!!
今日は名取の中学校に避難している叔母さんにおにぎりやら卵焼きを差し入れ。
手前はキャベツの浅漬けなのです。
実は私、漬物が苦手
美味しくできてるかな??そしてナメコのお味噌汁もポットに詰めた♪
お昼には到着するように出発!!
待っててね〜

I Love 八百ふじ

私の愛する八百ふじ。
お宮町商店街にある、スーパーです。
今日も八百ふじにお買いもの♪
このスーパーは野菜が新鮮だし、種類が豊富!!
お魚の種類だって私は仙台一だと思っているのです。
魚介類好きな私にとって八百ふじでお買い得品をさがすのが生きがいともいえましょう
震災後も品薄感はもちろんあるけど、やっぱり豊富な野菜に卵、魚にどれだけ助けられたか!!
ところがレジのおばちゃんたちには疲労の影が・・・
当たり前だよね。毎日開店から閉店までたちっぱなしでお会計してくれてるんだよね。
明日は臨時休業日。
ゆっくり休んでください!!
そして月曜にはまた笑顔でお会いしましょう♪

手を振る大人たち。

ご近所にお買いもの。
すると目の前に他県から派遣されてきた自衛隊の車が。
赤信号で止まっている間、行列している私たちと目があった。
誰からともなく一人二人と手を振っている。
私もつられて笑顔で手を振ってみた(ちょっと、かなり恥ずかしい・・)
車の中の自衛隊の人も最初は戸惑っていたけど、やっぱり恥ずかしそうに手を振ってくれた。
やがて信号が青になり車は行ってしまいました。
並んでいる人たちはそれをきっかけに隣の人とおしゃべりを始める。
「遠く関西の方からも救援に来てくれてるんだね〜」
「これから沿岸の方にいくのかな・・・」
大人になると、感情を表に出すのは恥ずかしいし照れる。
だけど、こんな時だから嬉しい時は喜び悲しい時は泣く。そして誰かと分かち合う。
そんな事が素直にできそうな気がする。
人の痛みがわかるようになりたい。
それ以上に人の喜びを自分の事のように嬉しく感じられる心を持ちたい。

りんごのタタン

アップルケーキ
じゃじゃ〜ん!!今日はりんごのタタンを焼いてみました。
娘たちのお友達がリンゴをもって遊びに来てくれました♪
ただ切って食べるのももったいないような・・・
「りんごのタタンに挑戦しよう!!」
子どもたちも甘いもが欲しかろう。甘さ控えめじゃなくて、砂糖もたっぷり使っちゃう♪
まずはカラメル作りから。リンゴを切ってならべて、アーモンドプードルもたっぷり(これが意外と秘訣)
りんごを焼いてるうちにフィリングを作っちゃう!!あ〜なんて手際の良い私
「なんかいい匂い〜」「何作ってるのぉぉ?」
部屋はリンゴとバターのいい匂い。
こんな普通のことがとても幸せだったと気づく。
本当は熱をとって冷蔵庫で冷やしたほうがいいんだけど、お預かりの子どもたちも待ちきれない様子。
ホカホカのしっかりと甘いタタン。
あっさりとした甘さ控えめのケーキ作りにこだわってたけど、砂糖をたっぷり使ったケーキは懐かしい味がした。

にこにこサポート学童無料お預かり!!

にこにこサポートでは震災から一か月後4月11日まで、学童のお子さんを無料で託児いたします。
児童館のお迎えに間に合わない。
今までは一人でお留守番させていたけど、地震が心配・・などなど
未就学のお子さんは保育園があるけど、お兄ちゃん、お姉ちゃんの預かり先がない・・・
そんな時はにこにこサポートにご連絡ください♪
詳しくは小松島児童館の掲示物をご覧いただくか、メールでお問合せを!
aobasupport@way.ocn.ne.jp
軽食のおむすびは無料で提供させていただきます。秋田から沢山のお米を送ってもらいました!!
美味しいあきたこまちを子どもたちのために♪
今できることを、始めよう!!
にこにこサポート

おじちゃん、おばちゃんありがとう(笑)

秋田の父から電話がありました。
「いまから幸町のおじさんが米やら食材を届けてくれるって!!買ってくれたのは寺岡のおばさんだよ」
私(マルゲリータ)には仙台市の寺岡に住むおばさん、同じく青葉区幸町に住むおじさんがいます。
秋田に住む私の父の兄と姉。
寺岡に住むおばさんが、お米やら食材をたくさん買ってきてくれたそうです。
私たちが小松島に引っ越してから、おばさんとは行き来がなかったため、幸町のおじさんのところに、私たちの分の食材を置いて行ってくれました。
そして幸町のおじさんが私たちの所まで届けてくれたのです。
ありがとうございます(涙)
私の子どもたちも大きくなり、忙しくなってずっとご無沙汰していたけど・・
気にかけていてくれたこと、心配して食料を届けてくれたこと。
本当に嬉しい!!
寺岡のおばさんに電話でお礼を伝えると
「そのうち元気な顔見せて」って。
久しぶりに聞くおばちゃんの声は昔のまんま。みんな元気そうで安心した!!
夕食を済ませると、私の携帯がピロピロなってる。
「困ったことがあったらいつでも電話して!!食料でもなんでもそろえて届けるからっ」
「子どもたちにちゃんと食べさせるんだぞ!!」って(涙)
食材を届けてくれたおじちゃん!!本当にありがとう。
でもね、電話が非通知設定だったよ
近況報告、お礼をかねておばさんとおじさんに手紙を書こうと思いました。

日本人が忘れていたこと。

震災から11日。電気も水道も使える。ガスはまだだけど、どうにか生活は出来る。
買い物だって並べば食材は手に入る。
今のところ不自由はない。それどころか少し余裕も出てきた。
親戚や友人の家も車も流されてしまい、亡くした友達もいるけど、とにかく時間が経過するのをじっと待った。辛いし悲しいけど、それしかできなかった。
そしてふと思い出して「あ、もういないんだ・・」って、また悲しむ。その繰り返し。
それが人を亡くすということ。
時間の経過だけが残された人にとって唯一の救い。
とにかく時間が過ぎるのを待つ。
この震災で生き残ることができた私たちは、沢山のことを考えた。
日本人が忘れていた「人を思いやる気持ち」と支えあい協力し合い希望を持つこと。
こんなに多くの犠牲を出して初めて気が付くなんて、本当に私はバカだ。
多分、今生きている人の多くは一つくらい反省したり、後悔する気持ちがあるだろう。
心のどこかでこのような恐ろしい震災が起きてしまったのはやっぱり天罰だったのだろうかって・・。
この先、日本が復興に向け全力で走りだしたとしても、今のこの気持ちは忘れない。
たとえ輝くような未来を築けたとしても、それには多くの犠牲があったことを忘れない。
時間は生きている私たちには優しく、犠牲者にとって残酷なものかもしれない。

子育て支援の問い合わせ

震災後も変わらず子育て支援を続けているあおサポ。
ところがこの震災で保育園などにお預かりできなくなったお子さんが大勢いるそう。
預け先がなく本当に困っておられるお母さんがたくさんいるのです。
そして、一番お問い合わせが多いのが「学童のお預かり」
今までは小学生の子どもは一人でお家で留守番していたけど、余震が心配で子ども一人置いていけないと言うのです。
保育園児はまだ預け先があるからいいけど、小学生のお子さんは本当に困っている。
児童館はもともと定員一杯・・自由来館だと食事も持たせられないし何より心配・・
そこで、サポーターと話し合い、学童のお子さんを預かる方向で早急に考えたいと思います!!
ただ、あおサポは七畳一間の一軒家。そこで動きの活発な小学生の子どもをお預かりできるか・・
水や食料をどうするか・・
今、お預かりしている小さなお子さんに負担がかかるようなことはないか・・・
とにかく、お問合せの声に応えられるように頑張ってみます!!

ロコモコのボランティア♪

テレビを見ていても芸能人のみなさんの応援に心が温たまります(涙)
そこで、私たちあおサポシスターズも今後の復興にむけて話し合ってみました。
ミナッチ「被災者は圧倒的に高齢者が多いよね・・」
ロコモコ「そうそう。せっかく作っても仮設住宅って結局とりこわすんだよね・・」
ミナッチ「もったいないけど、一日も早く家が欲しいところだよね?本当はでっかいマンション建てて、お年寄りが安心して暮らせる場所を提供したいところだけど・・」
ロコモコ「マンションを建てるには時間がかかるからね・・って、高齢者専用マンション建てて、生活支援はあおばサポートでとか考えてない??」
ミナッチ「イヒヒ。わかっちゃった??でもさ、やっぱり人は一人では生きられないってことだよ。支えあって協力し合ってかないと。超個人主義が浸透してたけど・・日本にはあわないさ〜」
というわけで、一日も早く、被災者の方々が安心して暮らせる居場所が出来るといいな。と思う私たちです。
それにしても、震災後のロコモコ!!驚きの行動力で、宮城県の県北からお米を仕入れて、あおサポのご近所の飲食店と協力しておむすびを提供しているのです物価が高くて大赤字なのに、一生懸命お米を炊いてにぎっているロコモコ(涙)
ガソリンが手に入り次第、私の夫の実家、ゆりあげにもおむすびを運ぶ予定!今、生活支援に大事なのはとにかくスピード
「あたしはボランティアなんて嫌いなの」って言ってたのに、困った人を見るとほってはおけない
今、日本を救えるのは間違いなく岡本夏生とロコモコでしょう!!