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14日月曜日。生活支援の仕事

地震から四日たった、14日。泉区南光台のお宅で生活支援のお仕事が入っていました。
広いお宅で、土鈴やら焼き物お人形が所狭しと綺麗に飾られていたおうちでした。
ご高齢の夫婦二人暮らし。中は割れ物壊れ物の破片で大変だろうと、覚悟して軍手をはめて
ピンポンをおすと・・
玄関に飾ってあった焼き物や土鈴もほとんどそのまま。
いつものようにリビングでくつろいでいるご夫婦の安否を確認できて本当にほっとしました。
割れたものも少しあったけど、どうにかこうにかお二人で片付けたそう。
私たちは一時間ほど二階の片づけをして帰ってきました。
同じ仙台でも場所によってだいぶ被害状況が違います。
もともとしっかりとした建て方のお宅だけど、道路も割れやひびはあまりありませんでした。
ただ、食料と水は不足しているし、これから手入る目途もたっていません。
片づけが終わって、リビングで休み福島の原発のニュースをみんなで見ました。
その時、庭に目をやると、まるまると太った可愛らしい雀たちが遊んでいるのが印象的でした。
いつも、お米など庭にまいて鳥たちに餌をあげているんだって・・
またそんな生活に戻ることが出来るのかな?
ふとそんな事を考えてしまいました。