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女性の活躍する場が生活の中にあった昔。

一昨日のブログを読まれた会員さまから「赤羽チヤ」さんのことを聞かれポツポツ思い出しながら答える。やっぱり私の時代は「産婆さん」の自宅出産は珍しかったのかもしれません。小学校の頃、生まれた病院について作文を書く授業があったのだけど先生に自分は病院で生まれていないと話したら同級生に「おまえ、貧乏だったの??」と言われ「そうなんだ!?」と思ったことも。
家に帰ってそのことを母に話したらケラケラ笑って「イエス様だって馬小屋でお生まれになったんだからいいじゃない〜」と・・何だかちょっとずれてるかな?と思ったけど一応納得
私が産婆さんで一番いいな〜と思っていることは赤ちゃんが生まれた家に近所のおばちゃまたちが集まってきて楽しそうにしていること。みんなでお茶しながら生まれたての赤ちゃんを囲みおっぱいに良い食べ物はアレ。滋養のつくものはコレ。と井戸端会議 奥の部屋で聞きながら「今日の夕食はまた煮魚か・・」とゲンナリする私。でもご近所皆で赤ちゃんの誕生を喜び子育ての仕方を教えてくれて手伝ってくれる。みんな「あ〜忙しい!!」といいながら一生懸命。
私が母乳がどうも薄い気がすると相談すると「それが一番いい」と教えられる。そもそも自分たちがせっせとお世話しているんだから良い母乳が出ないわけがない。心配するなと自信満々に言うおばあちゃん。本当に頼りになる「おばあちゃんの知恵袋」
昔の主婦はご近所で助け合って生活していたのかもしれません。近所の子どもの成長に合わせそれぞれ活躍する場面もあったり。田舎だったせいか結婚式の振袖まで近所の方のお世話になっていた私。「全く一人じゃ何にも出来ないんだからっ」とブツブツ文句を言われながら帯をぎゅ〜ぎゅ〜絞められ「おっしゃるとおり・・」と下を向きショボン
今自分で始めたベビーシッター&家事代行のお仕事もそんなふうに若いお母さんたちの役に立って、にこサポのシッターさんが持つ経験がそれぞれのご家庭で喜ばれるといいなそして私が担当するご家庭に「ハズレ」と思われないようにしっかり他のシッターさんに教えてもらいながら頑張って行こうと思うのです。