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仕事のノウハウは現場から学ぶ。

今週末はパソコン仕事がたまっているため、仙台でお仕事。
秋田の父は来週退院。嬉しいけど、ちょっと・・いやかなり心配
でも、家に帰れるのならまた仕事できるじゃない!という私にスパッと仕事を辞めたと話す父。
「えっ!だって現場に入れなくても電話で配車したり、仕事回したり出来るじゃない」まだ引退するのは早いと言い張る私に父は・・
「現場を離れたらお終い。状況がわからなければ仕事も取れないし、配車だって出来ない。全部人に任せた」とあっさり引退宣言
ぶ〜ぶ〜言いたかったけど、本当は父の気持ち、とってもよく分かる。
どんな業種も同じだと思うけど、やっぱり現場から学ぶことは本当に多いのです。私も忙しくたってシッターに入る時間が大切で、そこから気が付く事って沢山あるのです。
久しぶりに会うお子さんの成長を確認し、会員さんのお話を聞く。自分でシッターに入ると働く人の気持ちもよくわかる。そこからまた仕事の問題点、改善策が見えてくる。やっぱり現場に入ることは大切。
運送業だってきっと同じなんだろうな。どんな現場で監督さんはこんな人。働く運転手さんにとってどんな環境で賃金はこのくらい。色んなことを把握して、それぞれぴたっとくる運転手さんを派遣する。やっぱり現場を離れちゃ出来ない仕事なのです。
私が普段何気なくしている仕事の進め方は実はほとんど父から教わったものだったのです。
会社を大きくしないやり方。リスクを分担しないやり方。常に現場から離れずそこから新しい仕事につなげるやり方。そして仕事では仲間を作らず自分一人進み責任を取り周りに迷惑をかけないやり方。
みんなに損している、無謀だと言われたってそんな父の生き方が好きだし、経験から学び、大きな壁にぶちあたって、その問題を解決するために考え続けてきた事が今の私の仕事につながっている。それも父のお蔭だし、仕事の姿勢をしっかり教わたのです。
母が病気だったため10歳からずっと父と二人で生きてきた私。それは辛くて大変な事もあったし、ケンカしたり叱られたり。それでも父の子に生まれてきて私は本当に幸せ者だし、何だかんだお小言は多くても最後にはいつも私の味方をしてくれた父。いい年してはずかしいけど、私はお父さんが大好き 
ちょっと早い引退だけど、お父さん本当にお疲れ様でした。私にたくさんの事を教えてくれてありがとう。
後は・・せっかくのんびり過ごせる時間が出来たんだからじゃんじゃん遊んじゃおう!!
どこでもついて行くし(お邪魔虫??)連れて行くから楽しみにしていてね!
そのために、せっせとお仕事