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両立することの難しさ。

2月の起業に向け、準備をすすめるものの、11月、12月と託児やシッターの人手不足でご迷惑をおかけしたにこサポ会員さま本当に申し訳ありませんでした。心からお詫び申し上げます。
私の父が11月。脳腫瘍の診断を受け二度の手術、病院の手配などなど、全くの私事ではありますが、仙台と秋田の往復をしていました。
手術の結果は良好だったものの、これからが本格的な治療となるわけで。
一つの物事しか考えられない私は、常に取捨選択した生き方をしてきました。大学か仕事か、結婚か仕事か。
そして起業か家族か。器用に何でもこなすことが出来ず大切だと思った方を選び、もう一方はぱっと手を放してしまう。
だからこそ、仕事と家庭、子育てを両立するお母さんの大変さもよく分かるし何か自分に出来ることがあるのではないか。それが私の仕事なんだと信じて にこにこサポートを立ち上げたのです。
順調とはいかなくても二年。新しい施設も完成しこれからと言うときの父の病気。
でも、今回だけは、どっちも諦められない。病気と闘う父を見て一緒にいたいとも思ったけど、やっぱり仕事で成功したことを報告したいと強く思ったのです。
この何日間。ずっと一緒にいて、父の一番印象的だった言葉。
「仕事、がんばりすぎたのかな〜本当は辛かったんだよね。だから病気になった気がする。」
「何んで??お父さん仕事好きだったじゃない そんな事ないよ」と言う私に
「そうじゃない。本当はすごく辛かったんだ」
だから、私にも、そんなに根を詰めてはいけない。周りに敵をつくってもいけない。自分の(父)悪い所がよく分かっているはずだから、それをマネしちゃいけないんだと教えてくれた父。
よくわかった。嫌だけどその通りなのかもしれない。ただ、尊敬する父が間違った生き方をしたとは思いたくなかったけど。
頑張りすぎたらだめと言われても、今回だけは仕事も父の事も納得がいくよう両立させていこうと思うのです
そして人に、家族にだって絶対に弱みを見せない生き方をしてきた父、そっくりな私。もっと言えば人を信用したり頼ったり出来ない私。
今はよくわからないけれど、今回の事でとっても大切な事を学んだ気がするのです。
みなさん、今年も本当にお世話になりました。どうぞ良いお年をお過ごしくださいませ。