お母さんたちの願い。
今日は、先月の河北の新聞記事を見て、私たちの子育て支援に関心を持ってくださったお母さんが遊びに来てくれました。五歳になる元気な男の子。生まれつきの障がいはあるものの、初めての場所にも緊張することなくおもちゃで楽しそうに遊んでくれました 嬉しい
30分くらいすると、今度は今年入学のお目めのパッチリしたお嬢ちゃんもやって来ました。ニッコリ笑って手を伸ばしてくれるしぐさが可愛らしくてとっても嬉しかった
預かり先のない子ども達を預かってもらえる場所について話し合う。どうして預かれないのかというと、託児時間中に医療行為が含まれるため。そうなると看護師の資格が必要になってくるのです。
お母さん達の願いは単に「子どもを預かってほしい」と言う事ではないのです。働きたい。自分が辛くなったときちょっと頼める誰かがいたら。障がいのある子ども達だけではなく、健康な子ども達と触れ合う機会も欲しい。お母さん達の思いは様々です。
そばで遊ぶ子ども達の様子を見ていると、障がいのある無にかかわらずみんなで楽しそうにしています。言葉は話せなくてもコミュニケーションが成立しているのです。ただ、呼吸器をつけていたりするので、大人が目を離すことは出来ません。
色々話してみて私が感じたこと。まだ内容はまとまらなかったのだけど誰だって希望を持って楽しく生きたい。
何も大金持ちになりたい!世界一幸せになりたい!という大きな夢ではなく日々の暮らしの中で子育て以外に楽しいと感じられる何か。自分だけの時間を持ちたいというのとはちょっと違う・・・希望とも違う。生きがいとも違う。
やっぱり楽しみなのかな。
子どもの成長は何よりの楽しみ。それでも毎日寝る前布団の中で考えるのは「明日はこの仕事を必ず済ませる!」とか「明日は○○さんに会うのか〜楽しみ♪」とかそんな小さな事だったりするのです。ただ、子育て中はそんな余裕さえありません。私もそうでした。
お子さんにつきっきりで子育てしなきゃいけないお母さんだったらなおさら辛いんだろうなと素直に日々の子育てに対する努力に頭が下がる思いでした。
私に出来ることはお母さん達が集まった時に面白い話をすること(ちょっと違う??)遊んでいる子ども達がケガをすることなく楽しめる空間を作ること。たったそれだけなんだけど、またいつで気軽に遊びに来てもらいたいな〜と思ったのです。